~カナキヌマブがいよいよ承認へ~
私達が必要とし、要望を続けているCAPS(クリオピリン関連周期性発熱症候群)
に非常に効果のある治療薬「カナキヌマブ」が、
本日開催されました厚生労働省 薬事・食品衛生審議会 医薬品第二部会での審議の結果、
「承認を了承する」という結果をいただきました!!
今回の審議会で「了承」の判定をいただいたのち、
およそ1ヶ月で厚生労働大臣より正式に「承認」という事になり、
その後2ヶ月程で薬価が決まり、その後保険適用でカナキヌマブが使えるようになります。
希少疾患のお薬の製造開発は、患者数が少ない為に製薬企業の利益が少ない事などから
開発がとても難しいといわれております。
CAPSに対する治療薬も例外ではなく、今まで日本で使えるお薬がありませんでした。
CAPSの患者家族たちは長い間、病気の進行とともに日々の辛い症状に耐え苦しみながら
治療薬が日本で使えるようになるのを待ち望んでいました。
今回の審議会で「承認を了承」という結果を聞く事ができたのは患者やその家族にとって
とても嬉しく「日本で薬が使えるようになる」事に涙が出る思いです!
患者数の少ないCAPSの治療薬が承認に向けて大きく前進できましたのも、
開発に取り組んでくださった製薬会社、行政機関、医師研究者、CAPSに目を向け特集を
してくださったメディアの皆様、患者会活動をご支援くださっている皆様のおかげだと
患者会一同心から感謝いたしております。
今後も一層の努力をして参りますのでご支援、
どうかお力添えをよろしくお願い申し上げます。
CAPS患者・家族の会一同
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